シエナのリストランテ・エノテカ コンパーニャ デイ ヴィナッティエリ
今週ブログを担当していますピアノピアーノ いけだです。
今回は 私のダンナさんが働いていたシエナのレストランのお話です。
お店は
Ristorante Enoteca
La Compagnia dei Vinattieri です。
シエナのカーサ ディ サンタカテリーナの近くです。
リストランテ・エノテカというだけのことはあり
お店の地下は、洞窟を思わせる 綺麗なワインセラーがあり
トスカーナのワインを始め かなりの数のイタリアワインのコレクションです。
店内は ゆったりとしたイタリアンモダンなインテリアで、シエナで最もエレガントな 落ち着いた空間です。
料理は 少しモダンな雰囲気のある伝統的なトスカーナ料理です。
前回伺った時の お料理を少しご紹介いたします。
プロシュート ディ トスカーナにラディッキオのスフォルマートを添えたものです。
ラディッキオは少し苦味のある葉野菜ですが まったく嫌味がなく スフォルマートにしたチーズの風味と
生ハムの塩味が絶妙のバランスです。生ハムの脂身を隠して盛り付けるのが イタリアらしいポイントだそうです。
タリアテッレのラグー ディ トスカーナです。
いろいろなお肉を粗挽きのミンチにし スパイスを効かせて煮込んだソースに
少し厚めのもちもちしたタリアテッレが良く合います。
カボチャを練りこんだマルフファッティのペコリーノ風味のソースです。
握りこんで作ったような いかつい形のマルファッティというパスタに
ペコリーノトスカーナを生クリームに溶かし込んだソースです。
マルファッティが口の中で溶けると ペコリーノの香りが広がります。
アーティチョークを詰めた子羊モモ肉のローストです。
イタリアでカルチョーフィと呼ばれるアーティチョークを
骨を抜いた子羊のモモ肉で包み焼きあげて アーティチョークをピューレにしたソースと絡めた料理です。
余計なものなど何もない ストレートに小羊の旨味を感じられる一皿です。
他にも ヴィンサント風味のトリッパや ホウレン草をパンパンに詰めた柔らかいイカのリピエノなど
イタリアがより一層好きになうるような いいイタリアの香りがするお料理の数々です。
シエナにお立ち寄りの際には 是非おススメですよ。
ちなみに 私がいつもイベントの際に来ているポロシャツがあるのですが
ここのカメリエーラのユニホームです。