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ERICE D.O.C.

今回、私が滞在したのはトラパニ県でした。トラパニのワインはERICE(エリチェ)DOCのエリアになるようですが、私はアルカモがトラパニエリアにまで入っているような感覚を持っていましたし、ここに来るまでエリチェにDOCがあった事も知りませんでした。実際、私がAISの学校に通っていた99-01年にはこのDOCは有りませんでしたし、2004年から認定をされた比較的に新しいエリアでした。
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まぁ、イタリアワインのこのカテゴリーは、イタリアワインに関った事のある方でしたら、毎年のように内容が変わりますので、とてもまともに覚える事が出来ないと思われているでしょうね、私ももちろんその一人です(笑)。

DOCは基本的にシチリアの土着品種から構成をされていますので、品種名を名乗るワインが多い点は馴染み易いかと思います。が、調べてみたら白ブドウ品種に”ミューラートゥールガウ”がDOCで認定をされていましたが、これには驚きました。何でなのでしょうね。。。

実際、私の滞在中にエリチェDOCを飲んだのは1回だけでした。まだそれほど多くのワインがレストランに入っていはいないようです。このグリッロは酸が主体で、かなりの柑橘系を感じさせるレモンな味わいでした。イメージとしては、夏にキンキンに冷やして、魚介系の前菜に合わせるタイプです。
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今回の滞在中、ディナーは毎日魚介料理でしたので白ワインが殆どです。シチリアの土着品種を色々と試しましたが、カタラット、グリッロ、グレカニコ、インゾリア、どれも大きな違いが明確に有るとは思えませんでした。基本的に軽めの味わいで酸が主体。これにミネラル質が加わるか、加わらないか、の差がある程度です。

一方、シチリアの東側に行くとカリカンテと言う素晴らしい白ブドウ品種がありますが、これら西側の白葡萄品種も東側に植えれば、味わいが変わってくる事と思います。東と西では土壌と気候の違いがかなり有りますし、今回の西側滞在ではその事が十分に感じられました。このヴァカンス、今後のワイン道を進む上でひじょうに良かったと思います。
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by amiciviniitaliani | 2011-08-19 23:24 | イタリアワイン
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AVIによるイタリアワインの啓蒙と普及の為のブログ


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