Amici Vini Italiani Kansai のブログ

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大事なこと。


 6月12日、北東イタリアのワイン産地 「フリウリ」 に焦点を当てた展示会が開かれました。
 コンソルツィオ(協同組合)が主催とあって各ワイナリーの当主あるいは主要人物が多数来日されました。
 ブースに立った人たちを見た印象は、「デカッ!」、「ゴツッ!」 で、ジャーマン な血筋を引いているんだなぁ、などと勝手に想像しちゃいました。
 その中にひときわ小柄な 可愛らしい女性がいました。リス・ネリス というワイナリーの フェデリカ・ペコラーリさん。 その夜はこの素敵な女性を囲んでのメーカーズ・ディナーに同席させて頂きました。

 会場であるリッツ・カールトンのラグジュアリーな雰囲気もさることながら、素晴らしいお料理とサーヴィスで、どんどん飲み進んでしまいました(笑)。

 タイトルの 「大事なこと」のひとつめは、「ワインは温度が大事」 ということです。今回の食事ではそれが特に目立ちました。リス・ネリスのワインを飲むに最も相応しい温度でサーヴィスして下さった リッツ・カールトンさんに、多謝!

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 翌日の13日、キアンティ・クラッシコの優良メーカー、バローネ・リカーゾリの当主、フランチェスコ・リカーゾリさんが来日、ちょっと変わった勉強会が開催されました。
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 何が変わっているかというと、絶対に市場に出ることのないワインをテイスティングしながらの勉強会なのです。
 そのワインの正体は、キアンティ・クラッシコの中でも最高の評価を獲得し続けている 「カステッロ・ディ・ブローリオ」 の 「ベースワイン」 ともいうべきもの。区画ごとに造られたベースワインの数、「200以上!」。それらを巧みにブレンドして最高のワインが造られるのです。 その中の主要なワインを4種、テイスティングさせて頂きました。
 このフランチェスコさんは本当に努力家で、1993年には植わっている全てのサンジョヴェーゼの改植を開始。200ヘクタールですよ! それは今も続いているそうです。
 そして3年もの歳月をかけて畑を分析して、今のスタイルが確立されたそうです。

 「大事なこと」のふたつめは、ひとつのワインを創り上げるのに造り手はあらゆる努力を惜しまず、資金を投入して、この上ない情熱をもって取り組んでいます。 そういったことを 「正確に伝えること」 は本当に大事なことだと思いながら、出来上がった 「カステッロ・ディ・ブローリオ」を最後に飲んだ時、「この努力を知った上で飲んだら、味わいもまた違ってくるやろ?」 とフランチェスコさんの心の声が聞こえるようでした(大阪弁ではないやろけどね)。

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by amiciviniitaliani | 2012-06-14 16:27 | ワインの造り手。
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AVIによるイタリアワインの啓蒙と普及の為のブログ


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