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シチリアの歴史と共に。


 木曜日担当の丸谷です。
 先週はイタリア最北の地 アルト・アディジェ。 今回は 「シチリア」 です。

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レガレアーリのワインたち

 ドゥカ・ディ・サラパルータ(コルヴォ) と並び、シチリアワインの歴史において欠くことのできない レガレアーリ〈タスカ・ダルメリータ〉。

 前回の「アラブを思わせる」とはこのワインたちのことで、レガレアーリはタスカ・ダルメリータが所在する場所のこと。

 昔この地は 「レハル・アリ」 と呼ばれていて、この「レハル」とは 家、「アリ」 とはイスラム教の唯一神である 「アラー」 を意味する。 シチリアがアラブの支配下であったことが伺えます。 よく知られた「マルサーラ」もそこに由来します。

 シチリアは島なので海のイメージが強くありますが、レガレアーリが位置するのはほとんど島の真ん中。 そしてその標高は 400から750メートルにも及びます。 そのため、南国というイメージとはほど遠い「雪」も、この地では積もるほど降ります。


 「南国フルーツのような」 とか 「ジャムを感じさせる甘い果実味」 という表現はシチリアワインによく使われますが、レガレアーリのワインはそこに、「酸」 という共通した要素が加わります。
 これが、他のシチリアワインにはない独自性を構築し、前述の表現に 「長い余韻」 と 「爽やかなアフターテイスト」 をワインに与えるのです。


 インポーターであるエトリヴァンさんの強い要望から、これらのワインはレストランでしか飲むことができません。 いろんな表情を持つシチリアへ想いを馳せながら、レストランのテーブルで楽しんで下さいね。
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by amiciviniitaliani | 2013-05-16 19:53 | イタリア紀行
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AVIによるイタリアワインの啓蒙と普及の為のブログ


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