一押しワインの紹介~相模屋本店~
今日も、その中からブースの一押しワインをご紹介いたします。
L.相模屋本店の担当 恩田さんからのお勧めワインのご紹介です!
株式会社 相模屋本店です。
今回お勧めするワイナリーは Col Tamarie コル・タマリエです。
ヴェネト州のヴァルドビアッデーネ近郊の町、ヴィットーリオ・ヴェネトの西側、自然の森に囲まれた土地でひっそりと暮らすアルベルトとマルタ夫婦。 町で絵の修復業をしていたアルベルトが、父の残してくれた土地を開墾しブドウの樹を植えたところから始まりました。
「どうせやるなら自然な農業を」という考えであったアルベルトは、独学で学び、化学薬品に頼らないブドウ造り、農園造りを志し 突き進む決意を固めます。
そして、妻であるマルタとの出会います。
彼女もまた、医学を専攻しビオディナミやホメオパシーなど自然農法について、とても知識の深い人で、彼とブドウの樹に大きな影響を与えました。
満を持してリリースに踏み切った2013年ヴィンテージ。まだまだやる事はたくさんある。まだまだ樹を強くしたい、生命力を高めてあげたい、という二人の情熱は更に強くなっていきました。
私たちは そんな彼らの情熱に我々は引き寄せられたのだと思います。
アルベルトのお父さんが残してくれた土地の約半分4.5haをブドウ畑用に開墾。グレーラを主体に、ヴェルディーゾ・ボスケーラ・ビアンケッタ・ペレイラなど、土着の白ブドウのみを植樹しました。
残りの半分は自然のままに森や雑木林として、ブドウ畑を取り囲むように残されています。標高は約300m。開けた土地ならではの風通しの良さと、周りの森が熱を吸収し、昼夜の寒暖差をしっかりと守ります。
土壌はやや柔らかい粘土と小石が多く混じり、この小石が適度な乾燥状態を保つ役割を担っています。畑では農薬や化学肥料を一切使用せず、堆肥も使用しません。
ブドウ樹本来の生命力を高めて行きたいと考えています。
収穫はこの地方、特にプロセッコの生産者の中ではかなり遅く10月を待ち、全て手作業にて行います。
しっかりと成熟したグレラは高い糖度と素晴らしいアロマを持ち、その他の土着品種が 綺麗で芯の強い酸とミネラルを補い、更に混ぜる事で産まれる複雑な余韻は、まさにこの土地の素晴らしさそのものです。
まだ自分たちのカンティーナは無く、友人のカンティーナを間借りしてワインを醸造しています。
現在、ワインはこの一種類のみ。2014年は15000本程を瓶詰めしましたが、残りの30%~40%のブドウは、未だに そのカンティーナに販売しています。
丁寧な畑仕事と醸造で造られた彼らのワインは、なんとも楽しく優しく心地よい。
タマリエの丘と名付けられた彼ら唯一のワインは、二人の愛する土地そのものを表現した素晴らしいワイン。
ヴィーノ・フリッツァンテ 2014 白微発泡
【グレラ主体 ヴェルディーゾ ボスケーラ ビアンケッタ ペレイラ それぞれ少量ずつ】
ステンレスタンクにて発酵、二日間のマセレーション、メトードアンセストラーレ、亜硫酸無添加、ノンフィルター 素晴らしい自然の酸と食欲を増資させるミネラルと栄養素の強い旨みをもつ。
少しだけ空を見上げる時間を造ってみて 自然の中に身を浸して 自然と共にいる時間を
相模屋本店 恩田さんから「今年 出会ったスゴイ人!ワインは いいブドウから造るのだと教えてくれる1本!!スカッと爽やかに飲めるけど、筋が一本通っていて心地のよいフリッツァンテ(微発泡ワイン)です」とご紹介いただきました。
誠実な恩田さんのお人柄を現したような、相模屋本店ブースのリストはこちらです。
できれば、お家へ買って帰ってじっくり味わって欲しいワインばかり!!
まずは、会場で感じてみてください。