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Amici Vini Italiani Kansai のブログ

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一押しワインの紹介〜飯田〜

アヴィノフェスタで楽しめるイタリアワインは150種類!
今回のテーマは イタリアの真ん中!ウンブリア州、マルケ州、アブルッツォ州、モリーゼ州。
全アイテム制覇ーーー!!は流石に難しいと思いますので、選んでいただく参考に。。。
今日は 飯田ブースのオススメワインを紹介!!

飯田 ブースでは、二つのワインを紹介いたします。

一つ目は、マルケ州モンカロ社のワイン。
イタリア中部、アドレア海に面したマルケ州にある協同組合で、伝統的なヴェルディッキオが造られる中心地モンテカロットにあります。

設立1964年以来、畑の改植・収量制限・最新の醸造技術や設備の導入と、精力的にワイン造りに取り組んでいます。
協同組合のメリットである安心の価格で楽しめるはもちろんの事、畑の特長を活かした高品質のワイン造りに拘った魅力あるワイナリーです。

白ワインのオススメは
ヴィーニャ・ノヴァリ・ヴェルディッキオ・リゼルヴァ

単一畑のヴェルディッキオを遅摘みで、一部貴腐菌がついた状態で収穫し、丁寧に醸造。
アリエ産のフレンチオーク樽を20%使用し 8ヶ月熟成。

過去4度に渡り ガンベロロッソ 「トレビッキエーリ」に輝いている ワンランク上の厚みのある白ワインです


そしてもう一つ、
赤ワインのオススメは アルナルドカプライ社のモンテファルコ・サグランティーノコッレピアーノ

まさにこの地の復興“ルネサンス”を象徴するモンテファルコ・サグランティーノ。
ウンブリアを代表する強烈な個性を持つサグランティーノは、パワーの中に洗練された品格を追求した特別な赤ワインです。

生産者であるアルナルド・カプライ氏は、繊維業で成功を治め、念願であったワイナリーを1971年に設立。

アペニン山脈に囲まれたウンブリア州の、恵まれ環境であるモンテファルコの地で、
400年以上の歴史を持つサグランティーノ種に魅了され、研究を重ねていきました。

1988年にはその可能性を感じた息子 マルコもワイナリーに参加し、
ミラノ大学の協力のもと、クローン選抜や栽培技術、醸造設備の改良を積極的に進め、
サグランティーノを現代のスタイルで見事に蘇らせたのです。

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ぜひ会場でお試しください。


世界一ポリフェノール含有量が高い葡萄品種と言われるサグランティーノとは、どんな味わいなのでしょうか。
ぜひ会場で確かめてみてください。

固有品種ヴェルディッキオから造られるスパークリングワインから、
圧倒的な存在感のあるモンテファルコン・サグランティーノまで。

幅広く産地の個性を感じられる、飯田ブースのワインリストはこちら!!

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# by amiciviniitaliani | 2017-10-17 16:59 | 一押しワインの紹介

一押しワインのご紹介〜徳岡〜

アヴィノフェスタへの旅準備!
雄大な自然が魅力!アブルッツォ州に特化したブース。
アブルッツォを知りたければココ!!今日は徳岡ブースの紹介です。

今回、初めて参加させていただくことになりました、株式会社 徳岡です。
私たちがおすすめするのはアブルッツォ州の南部、キエーティ県の生産者カンティーナ・トッロ。夏のバカンスのメッカとして有名なアドリア海沿いのペスカーラから、海岸線沿いに車で25分ぐらい南下した小高い丘に醸造所を構えています。

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写真でお分かりいただけるとおり、ここは大きなタンクをたくさん有する協同組合。その規模、年間生産本数は1000万本、契約農家軒、そしてブドウ畑の面積は3000ヘクタールと、なんと甲子園球場のグラウンド2300倍!!

「なんやねん。そんな大量生産んとこ興味ないわ!」 
なんて、スルーするはもったいない。。。

ここ10年におけるカンティーナ・トッロの評価の高さには目をみはるものがあり、果皮を一緒に付け込んでつくったこの地の伝統の白ワイン「チンカンタ」や、同じく伝統的な大樽で仕込んだ赤ワイン「MO」、そして 濃縮した果実が特徴のモダンな赤ワイン「カジオーロ」はスロー・ワイン・ガイドやガンベロ・ロッソなどでもイタリアを代表する生産者として紹介されるほどの実力。

特に「MO」は2011年ヴィンテージから3年連続で イタリアワイン業界最高の名誉「トレ・ビッキエリ」に輝いた この生産者の名刺代わりの作品です。


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この規模での品質への改革は大変難しいことが想像つきますが、それを確実に結果に結びつけた点で、カンティーナ・トッロは全ヨーロッパでも極めてまれで、唯一の存在といえるでしょう。

改革計画は2005年にスタート。人的資源、栽培技術、醸造設備への惜しみない投資を開始。優れた農学者の指導の下、このトッロ村とその周辺に太古から伝わるワインづくりの伝統や文化と土壌構成をはじめとするテロワールの完全な結びつきを図ります。

また醸造においても、著名なアッティリオ・パーリ氏率いるエノロゴチームを招き、徹底的な見直しが行なわれました。ブドウ栽培から始まるクオリティへの追究と、最新設備による見事なバランス。

個性あふれるワインのひとつひとつは、小さなこだわりの生産者のそれと見まがうほど。
協同組合ながら、テロワールを精巧に反映させるワインづくりが、カンティーナ・トッロをひときわユニークな存在にしています。そして、このカンティーナ・トッロをより強く揺るぎない存在にしているのが、何と言っても契約農家とのパートナーシップの良さ。
「トッロ」のブランドの名に誇りを持ち、よりよい社会にしていこう!という積極な「パワー」をブドウを供給するこの村全体から感じるのです。
イベント当日は、彼らのトップレンジのワインだけでなく、固有品種のスパークリングワインや、彼らがプロデュースするイタリアで最も面積の小さなDOC「トゥルム」の貴重なワインでみなさまをお待ちしています。ぜひ徳岡のブースにお立ち寄りくださいね!赤のTシャツ着たおじさん2人が目印です。


なんとブースでは、ペコリーノ種、パッセリーナ種という固有品種で造られるスプマンテが2種類も出展!!
最初の乾杯はここから!!
徳岡ブースのリストはこちら。


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# by amiciviniitaliani | 2017-10-17 11:47 | 一押しワインの紹介

一押しワイン紹介〜稲葉〜

皆様はご存知でしたか?
アヴィノフェスタの入場券が、イタリア行きの航空券に変わるかもしれません!

テーマの4つの州と 地域を代表する葡萄品種を飲んで 集めるスタンプラリーに参加しましょう!
何と!特賞は イタリアに往復できるペア航空券!!
4つの州の中でも レアなアイテム、モリーゼを代表するワイン!ここにあります。
今回は 稲葉ブースをご紹介。

株式会社 稲葉です。
私たちはモリーゼ州で最も重要な生産者、ディ・マーヨ・ノランテをご紹介します。
彼らは、モリーゼ州のカンポバッソで、1800年代以来葡萄栽培を行ってきた生産者です。
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フィロキセラの害により、一時ワイン造りから離れていましたが、1960年にラミテッロ地域で見事に復活し、以来モリーゼで最も重要な生産者となりました。
今ほどオーガニックという言葉が広がる前、弊社が彼らのワインの取り扱いを開始したのが20年以上前ですが、その時からすでに有機栽培で葡萄を栽培していました。
現在は、所有する畑全てがICEAの認証を得ています。
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モリーゼ州は偉大な潜在能力を秘めた土地です。その魅力を、ディ・マーヨ・ノランテは唯一引き出すことに成功しているのです。

それでは、おすすめワインのご紹介です!
『ディ・マーヨ・ノランテの存在を知らしめたワイン』と言っても過言ではない「アリアーニコ・コンタド」
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『ワイン・アドヴォケイト90点』、『ガンベロ・ロッソ3ビッキエリ』と数々の賞を受賞した彼らを代表的するワイン。

他の産地のアリアーニコは太く重くなるスタイルですが、土壌が石灰質のため丸くエレガントなスタイルとなっています。
アリアーニコに適度な酸が必要なので、マセラシオンは長めに行います。
深みのあるルビーレッド、すみれやプラム、チョコレートやスパイスの香りも感じられます。とてもなめらかで深みのある味わいです。
「コンタド」という名前は、地域の総称です。

そして、もうひとつ。
締めの1杯!ちょっと一休み!というところでご紹介したいのが、甘口ワインの「アピアナーエ」です。
実は、甘口ワインを造るスペシャリスト。モスカートレアーレはローマ帝政時代のコルメッラや他の農学者によると紀元200年から栽培されています。
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「アペ」は蜜蜂という意味で、蜂が葡萄に吸い寄せられることから名付けました。
輝きのある僅かに琥珀色のある柔らかな黄金色で、メロン、アプリコット、エニシダ、蜂蜜等の香り、とろっとした舌触りがあり、スペシャルボトルに詰めています。
生産者アレッシオのおすすめは、熟成したチーズやパテ、シガーと合わせることです。

この他にも、ノランテのワイン、またマルケ州のヴェレノージのワインを取り揃えております!
ぜひ!!ブースH !
稲葉ブースにお立ち寄りください!!

素朴なワインが多いモリーゼ州の中で、抜き出た存在感「ディ・マーヨ・ノランテ」
稲葉ブースで楽しめるワインはこちら!
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# by amiciviniitaliani | 2017-10-16 23:15 | 一押しワインの紹介

一押しワインのご紹介〜テラヴェール〜

さて!アヴィノフェスタへの旅準備!!
150アイテムのイタリアワインの中から いったい何を飲めば!?

今日はテラヴェール ブースのおすすめワインのご紹介です。

テラヴェール ブースのおすすめワインは
ウンブリア州、パラッツォーネ社のムッファ・ノービレ・ウンブリア・ビアンコ 2015年

ソーヴィニョン・ブラン100%

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貴腐ワインと言えば、フランスのソーテルヌ、ドイツのトロッケン・ベーレン・アウスレーゼ、ハンガリーのトカイ等が有名ですが、実はイタリアも負けてはいません!!

ウンブリア州オルヴィエートは、エトルリア人のころからデザートワインの産地として有名でした。


この地方で、朝に発生する霧は、「貴腐菌」を発生させるのには絶好の条件なのです。

貴腐菌がついた葡萄は、その働きによって水分が蒸発することで

糖度がググーッと上がり、旨味を凝縮させます。収穫は毎年10月半ばごろ。


また、パラッツォーネのカンティーナの正面の丘の上、

森の奥深くには小さな洞窟があります。(元々、エトルリア人のお墓だったもの)

この洞窟で彼らは今もワインを醸造し、熟成させています。

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ムッファ・ノービレも、湿度の高いこの洞窟の奥で、ゆーっくりと美味しくなっています。

古代から受け継がれる、金色に輝く「ノービレ=高貴な」ワイン。

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もちろん、それだけでも美味しいですが、チーズやドルチェのお供に!

最強のアッビナメントをぜひ一度お試しください!!

ワクワクするような楽しいイタリアワインが詰まってます。
テラヴェールブースのワインリストはこちら!!

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# by amiciviniitaliani | 2017-10-16 14:04 | 一押しワインの紹介

アヴィノフェスタ旅企画!~湯浅美保さんがお届けするモリーゼ州編~

Q1こんにちは!今日はインタビューよろしくお願いします。

  まずは、モリーゼ州紹介をお願いします。

モリーセ州はイタリア20 州の中て、ウァッレタオスタ州について 2 番目に小さな州て

アトリア海からアヘニン山脈に向け、Basso(ッソ<低い>)Alto(アルト<高い>)Altissimo(アルティッシモ<物凄く高い(標高約 1000m)>)に分けることが出来、山も海も堪能てきる州てす。歴史的にはアブルッツォと運命を共にしてきたモリーゼてすか、西側に位置するカンハーニアの影響、南に位置するプーリアの影響も受けた州てす。

州として独立したのは最近の事ですが、この地には昔から人が住み、葡萄も栽培されていた歴史のある州です。ローマ時代の遺跡も多く、伝統工芸品や、中世の街並みなと、小さな所にぎゅっと見どころが詰まった魅力あふれるところ。それが、モリーゼです

今回インタビューをお願いした湯浅美保さん  

そもそも、湯浅さんはどうしてモリーゼを好きになったの?

20 州の事を把握したいなと思っていて勉強している時に、本なとは、アフルッツォと一 緒に紹介されたり、モリーセとして紹介されても数行て終わっていたり、少し前にセミナーに参加した時も、“モリーは歴史も浅くあまり話すこともないのて。”と。笑

イタリアの中ても飛はされることも多く、〝じゃぁ、誰がモリーゼの話をしてくれるんたろう〟と思って、 自分で調へていくと、郷土料理、ワイン、遺跡なと色々興味か湧く事かてきて、行ってみたい! と思う様になりました

行ってみたい街の見どころや観光スポットはどこですか?

ますは、州都カンホッソの小高い場所にあるモンフォルテ城に行きたいてす。道すから、歴史博物館のサンニティコ博物館に立ち寄って、モリーセの歴史を感して街を一望したいてす。

モンフォルテ城、サンニティコ博物館について教えて頂けますか?

モンフォルテ城の起源はランコルト時代とされていますか1450~60に再建されているようてす。サンニティコ博物館は18世紀の建物て、普段は地元の遺跡からの出土品なと、展示されているようて

モンフォルテ城

Q4)遺跡も有名という事だけど、行ってみたい遺跡はありますか?

モリーゼのポンペイと表現される事もある『セピヌム遺跡』に行きたいてす。これも、カンポバッソにあるのですが、ローマ時代 1 世紀頃の都市遺跡で、家屋の基礎や、 門、劇場、広場、闘技場なと残っています。公共施設か整っていない場所もあるので、観光に訪れる人もまだまだ少ない遺跡たそうてす。

セヒヌム遺跡

観光で行って楽しめるお祭りやイベントなどはありますか?

私も行ってみたいお祭りですが、10 月に開催される『サグラ・デッル・ウーウ(葡萄の収穫祭)』というお祭りがあります。日本でいう山車みたいな乗り物が本物の葡萄て飾られ、街を回る収穫祭。この様子は、せひ動画て見て頂きたいのでご覧ください










食べてみたい郷土料理を教えてください。

特産物でもあるトウガラシをたっぷり使った『パンパネッラ』。ニンニクと赤唐辛子でマリネした豚をオーブンで焼き、ヴィネガーをかけて休ませて食へるお料理てす。食べてみたいし、作ってみたいです。 あとは、薄く伸ばしたハスタ生地をひし形に切った『タッコッツェ』というパスタあって、豆を使ったソースとよく食べられているそうです。

ワインのイベントなので、もちろんおすすめワインを教えてください。

やはり、モリーゼの赤ワインを生み出す土着品種『ティンティリア』です。正確な発祥は明 らかになっていないのですが、18 世紀頃スペインから持ち込まれたのではないか、と言わ れています。ですので、スペイン語で「赤」を意味するティントに名前の由来を持っていま す。この葡萄からは果実味が豊かで、スパイシーなアルコール感のある赤ワインが造られます。一緒に楽しむお料理 は“牛肉!!”ですかね。

湯浅さんがモリーゼに行ったらどんなふうに過ごしたいですか?

色々調べた街々を散策して、遺跡や美術館、教会等をフラッと。バールを探したり、

“モリーゼ 特有の何かや、人や、空気感、時間”を見つけたいです。 山や海も堪能したい!もちろん、サラミやチーズも、郷土料理にワインを楽しんで、可能ならワイナリー見学をして。可能なら、サラメリアやモリーゼのマンマに料理を教えてもらったりしたいです。

改めて調べていたら、旅行ではなく、住みたくなりました(笑

アヴィノフェスタへ参加する方々に一言お願いします

皆さま、モリーゼ良い所です。(行った事はないけれど)

愛してあげてください。

<プロフィール>

湯浅 美保(ゆあさ みほ)

2005年から堺にある創作イタリアンで勤務。イタリアワインにはまりフロアマネージャーとしても活躍。その後、ブライダルを請け負う飲食店を経て、2011年に現在勤務するブラヴーラに在職しソムリエを取得。現在、イタリアワインを多くの人に楽しんで貰うソムリエとして活躍中!

<モリーゼ州までのアクセス>

ローマ➡カンポバッソ(モリーゼ州都)まで国鉄で約3時間

関西空港からドバイ経由ローマ、ボローニャへが便利
エミレーツ航空で快適な空の旅をお過ごしください

インタビュアー 石垣亜也子


# by amiciviniitaliani | 2017-10-14 17:02
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AVIによるイタリアワインの啓蒙と普及の為のブログ


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