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Amici Vini Italiani Kansai のブログ

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暑い日にオススメ。

Ciao Tutti!!
ご無沙汰しております。日曜担当のサンタルチア尾畑です。

ここ最近どんどん気温が上がってきてキリッと冷えた白ワインが
美味しい季節になりましたね。
ということで今日はそんな日にピッタリでオススメのイタリアの白ワインをご紹介します。

暑い日にオススメ。_a0209951_15574286.jpg


観光地で有名なヴェネチアの都から西に入った地域で作られる、
イタリアを代表する白ワインのSoave Classico(ソアヴェ クラシコ)です。

程よいフレッシュな果実の味としっかりした塩味、スッキリした酸味が印象的で
キンっと冷やすと抜群に夏向けになります。

野菜の天ぷらやこの季節なら鱧の天ぷら何かにも合うと思います。

ぜひぜひお試しあれ。
# by amiciviniitaliani | 2012-06-03 16:04 | イタリアワイン

6月2日 イタリア共和国記念日☆

Ciao a tutti!!

皆さん、こんにちは。
土曜日担当、オピュームのソムリエ石垣です。

今日、6月2日はイタリア共和国記念日です。

現在のイタリア共和国は、1946年6月2日に誕生しました。
と言う事は。。。

イタリア共和国になって、66年って事ですね。

地方性溢れる州が一つになった記念日。


Amici Vini Italiani(AVIアヴィ)を通して

イタリアワインで通じた友人達の輪が広がるきっかけになれれば良いな。

そう、思う『イタリア共和国記念日』でした

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# by amiciviniitaliani | 2012-06-03 00:27 | A.V.I(アヴィ)

ブログ再開します!

 長いこと休んでいたブログ、再開宣言でございます!
 木曜日担当の丸谷です。
 前までは週ごとの担当でしたが、こないだのAVIミーティングで曜日ごとの担当になりました。 なんか ラジオのDJみたいで気に入っています。 これからもよろしくお願いします!

 5月もいよいよ終わり。この季節は何かとワインのイベントが多いですね。先日、午後からの配達をお休み頂いて、横浜のインポーター 「エトリヴァン」 さんのワイン会をお手伝いしました。
 トスカーナはサンジミニャーノから、ヴェルナッチャの造り手 「パニッツィ」、そしてオリーヴオイルのブレンダー、フィレンツェの 「ジャーキ」、この2社が来日してのテイスティング会です。

ブログ再開します!_a0209951_197368.jpg

 毎年飲んでるパニッツィのヴェルナッチャは、やっぱりその完成度の高さに感心します。
 
 でも今回のナンバーワンはコレ!(ちょー個人的ですが)


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ドルチェット・ディ・ドリアーニ “サン・ルイジ”2009(キオネッティ)

 しみじみ沁み渡るね~。僕を含むオジサンには特にお勧めです(笑)。
 90歳近い クイント・キオネッティさんが造るドルチェット。レストランで見かけたら、是非飲んでみてね!
# by amiciviniitaliani | 2012-05-31 19:09 | イタリアワイン

Oasi degli Angeli

ciao tutti!
今週のブログはマルケ好きの連が担当させていただいております。
今回はとっても素敵なご夫婦が運営されてるカンティーナをご紹介させていただきます。
それは、南マルケのアドリア海側の小さな町でKURNI(クルニ)というモンテプルチャーノ100%のワインを造っている、
OASI DEGLI ANGELI(オアシ・デリ・アンジェリ)です。

そこは、私が生まれて初め訪れたイタリアのカンティーナでした。
その時はちょうど収穫の時期で、当時片言のイタリア語しか話せない私を、このカンティーナの主のマルコとエレオノーラ夫妻は
「遠いところよく来てくれたね!」
と本当に快く迎えてくれました。そして
「先ずはこれから」
と、美味しそうに熟したモンテプルチャーノのブドウを味見させてくれました。
優しい彼らが造ったブドウは本当に幸せな気持ちでいっぱいになる味でした。
その後彼らは一枝に一房しか実をつけないということ、種がしっかり茶色に熟してから摘むということなど彼らのこだわりを丁寧に教えてくれ、ワインを味見させてくれました。
今まで飲んだことが無い衝撃のモンテプルチャーノでした。
そして地下のカンティーナで、ワインの眠る樽を見ながら熟成法や畑の違い、彼らの考えを話してくれました。
 それからもたまに訪れては色々ワインを教えてもらったり、料理の話やマルケの話をしてもらって楽しい時間を過ごさせていただいてました。
本当に幸せな気持ちにさせてくださる大好きなご夫婦です。
今回は五年振りの再会でしたが、彼らはいつもと変わらない笑顔で迎えてくれました。

畑に出るとちょうど木の剪定が終わったところでした。
そんなブドウの木の切り口からなにやらゼリー状のものが・・・
「見てみて、切り口から樹液が出てきてるでしょ?これはブドウがそろそろ目覚めてきてるサイン。春ももうすぐね!」
と、いつもチャーミングなエレオノーラ。
その後も彼女は丁寧に畑や新しい苗の説明をしてくれました。
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「お昼は食べて行ってね!」
とパスタも作ってくれたエレオノーラ。
彼女は料理の腕も超一流で、その腕前は彼らがする週末のレストランをいつも予約でいっぱいにするほどです。
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彼らの家にもたくさんの仲間が住んでいます。犬が4匹に猫が5匹...
中でも元気なラブラドールのガストーネはいつもエレオノーラと一緒です
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「パスタが茹るまでワインの味見してて」
とマルコが出荷を始めたばかりのまだエチケットもついていないKURNI2009を味見させてくれました。
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食事の後にカンティーナで樽の違いや畑の違い、新しく造った「KUPRA」という新しく造ったワインの話もしてくれました。KUPRAは1500年前にすでにサルデニアから渡ってきていたブルドゥ(カンノナウ種)というブドウを復活させて造ったワインで、まだ400本しかできないワインだそうです。
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有機農法でブドウを作る彼らのワインにその表示はありません。
「ビオの表示をすればそれだけで買ってくれる人もいるかもしれない。
けれど飲む人の事を考えたら農薬や化学肥料なんか使えないことは当たり前。
そんな表示なんかより僕達はワインの味をみてほしいからその表示はしない。」
彼らのワインはそんな彼らの考え方に似て、たくましくて優しい味がします。
大切なこと本当に色々教えていただきました。


「今度日本に行ってみたいわ・・・」
そう言ってくれたエレオノーラ。
日本でも一緒にワインを飲める日が待ち遠しいです(^-^)
# by amiciviniitaliani | 2012-03-19 08:36

VILLA BUCCI

ciao!(^-^)
今週はマルケ好きの連がお届けしております。
マルケでもうひとつ訪れたかったカンティーナがありました。
VILLA BUCCIさんです。
勤めていたレストランからsenigallia(セニガッリア)という海辺の町へ向かうバスでいつもカンティーナの前は通っていたのですが、なかなか訪れる機会がなく今回初訪問させていただきました。
カンティーナはostra vetere(オストラ ヴェテレ)という町にあります。
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カンティーナはsenigalliaからarcevia(アルチェヴィア)という山の町へ向かう大通りに面してあります。実はその昔、このカンティーナはposteria(ポステリア)と呼ばれる場所で、senigalliaからarceviaに海のものを、arceviaからsenigalliaに山のものを運ぶために馬を替える中継点だったそうです。畑はserra de' conti(セッラ ディ コンティ)、montecarotto(モンテカロット)、barbara(バルバラ)といった標高150~500mの高い場所にあるということでしたが今回は残念ながら大雪で見にいけませんでした・・・。

VILLA BUCCIさんのカンティーナに着くと所有者Ampelio Bucciさんの姪御さんで広報をされているClaudia Bucciさんが案内してくださいました。
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白のverdicchioから造られるBUCCI (classico)と良年にしか造らないVILLA BUCCI(riserva).
montepulcianoとsangioveseから造られるPONGELLI(rosso piceno),その中でも良い畑のブドウを使ったVILLA BUCCI ROSSO(rosso piceno)全てのワインそしてグラッパ、オリ-ブオイルを丁寧に説明していただき、味見させてくださいました。

その後雪で入り口までなかなかたどり着けませんでしたが、カンティーナの中も案内してくださいました。
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そしてまだスティールタンクに入ったままの溌剌としたヴェルディッキオ2011年と、大樽に眠っている2010年と2009年のヴェルディッキオを味見させてくださいました。
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青りんごのようなさわやかなでフルーティーなヴェルデッキオからピーナッツのような熟成感が出始めてきた感じが良くわかってすごく面白かったです。
こちらのカンティーナも10年前からブドウを無農薬、有機肥料栽培に変えられたそうで今は若い苗の定植と古木のケア、様々な試みと研究に追われておられるそうです。
マルケの友人誰に聞いても「Bucciのワインはやっぱり文句なしに美味しいよね」
という理由が良くわかりました。
今回は雪で畑には行けませんでしたが、今度は夏のブドウが実る頃に訪れてみたいです。
# by amiciviniitaliani | 2012-03-16 08:30 | イタリア紀行
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AVIによるイタリアワインの啓蒙と普及の為のブログ


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